日本酒専門店として日本酒好きな方と多く出会うと結構間違った表現をされているかたを多く見ます
そんな表現の一部をご紹介します
今回は熟成とひね香です
利酒師・酒ディプロマ・品質鑑定士を勉強してきたのでその違いはプロとしてもちろんわかるのですが、一部の日本酒好きな方はあまり知らないような人から教えてもらったのか聞いて気に入って使っているのかは定かではないですが、蔵元さんや飲食店、酒屋さんなど無性にこのお酒ひねているね。っていう表現をされる方がいます
確かに当たっているお酒もあるかもしれませんが特に、蔵元さんに使ってはいけない言葉です
ひねている=劣化しているお酒であるということです
せっかく日本酒が好きでイベントに行っていてもこれを聞いた蔵元さんからは嫌われてしまいます
どうやら大半の人は厚みのあるようなお酒をひね香をいい表現として使っているようです
ひね香はうまく発酵されていない・火入れ(加熱処理)、洗浄などがされていないときに出る濡れ雑巾みたいな嫌な臭いです基本的にプロは品質がすごく悪いものにしか使いません
厚みのあるお酒にはうまく熟成されているという表現をするのがいいです
正しい表現を使ってもっと日本酒好きの輪を広げましょう!!
間違った表現を使っている人がいたら優しく教えてあげてください